!!要注意!!
この小説には陵辱シーンがあり、お嫌いな方には閲覧をお勧めできません。
お読みになられる方は、この点を了解してからお読みください・・・。
「ここ、かしら・・・?」
河井真由美は、炎天下の雑踏の中でそのビルを見上げた。
いかにもキャリア・ウーマンといった感じの真由美は、今年で二十五歳になる。
容姿端麗、とは彼女に相応しい言葉だろう。整った顔立ちに加え、その豊満なボディは道行く男たちの視線を自然と引き寄せていた。
もっとも、夏真っ只中のこの炎天下では男たちの興味はすぐに暑さの為に失われていたが。
お世辞にも綺麗とは言えない四階建ての雑居ビル。
目的の場所は、その最上階にあった。
『久留間探偵事務所』
薄汚れたドアに付けられた、更に薄汚れた一枚のプレートを見て、真由美は躊躇いながらもノックした。
・・・返事が無い。
(留守かしら・・・?)
今度は強めにノックしてみるが、やはり返事が無い。
試しにドアノブを回してみると・・・すんなりとドアは開いてしまった。
(無用心な探偵事務所ねぇ・・・)
一抹の不安を感じながら、中に入った真由美は声をかけた。
中は一応、事務所の体裁は整っていた。
手前には大きめのテーブルにソファーが用意されていた、客の応対に使われるのだろう。
壁には無骨なスチール製の書棚があり、書類やバインダーがきちんと整理されて収まっていた。
そして、一番奥の窓際にはこの部屋には不釣合いなほどの重厚な黒い事務机とオフィスチェア。
本来ならばそこにはこの探偵事務所の主が座っているのだろうが、今は誰もいなかった。
右手には別室へと続くドアがあった。
「あの、すいません・・・!」
そのドアに向かって呼びかけるが、返事は無い。
息を吸い込んで、大きめな声で呼びかけてみた。
「あのぅ!すいません!先程連絡した者ですが・・・!」
シーン・・・。
そんな擬音が真由美の心に浮かんで消えた。
「何なのよこの事務所は・・・ちゃんと連絡入れたのに、留守ってどういう事?」
「あ、お客様ですか?」
「えっ!?」
振り返ると、先程自分が入ってきたドアの外に女の子が立っていた。
十六、七歳位だろうか、青い清楚なワンピースに身を包んだ美少女だった。
「あ、もしかして先程ご連絡を頂いた、河井さんでしょうか?」
「え、ええ。お留守かと思って、その、ドアが開いていたものだから・・・」
「あ、お気になさらずに。お茶を切らしてしまっていて、慌てて買い物に行っていたんです。こちらこそお待たせして申し訳ありませんでした。さ、どうぞ、こちらにお掛けになって下さい」
笑顔で招く少女の美しさは、同姓の真弓でさえ目を奪われたほどだ。
降り積もったばかりの雪のように白い肌、背中で切りそろえられた黒真珠のような髪、ブラックオニキスをはめ込んだ様な瞳。
手に提げた近所のスーパーマーケットのマークが入った買い物袋が、まるで幻想の中の美少女を現実世界に繋ぎとめるアイテムのように見える。
買い物袋から出したお茶を手際よく入れた少女は、それを真由美に差し出しながら言った。
「あ、所長を呼んできますので、少々お待ちください。昨夜遅かったもので、まだ寝ているんです」
「そうでしたか」
少女は別室に繋がるドアを開け、中に入っていった。
かすかに隣室から声が漏れてくる。
その声の大きさが段々大きくなり、一瞬静かになったと思うと・・・。
ドゴォォォン!!
事務所全体、いや、このビル全体が揺れ動くような轟音が響いた・・・隣室から。
「キャッ!?な、何!?交通事故!?」
驚いた真由美はここが四階である事を思い出し、ゆっくりと隣室のドアへ目を移動させた。
そのドアが小さな軋みをあげながら開き・・・中から一人の男が出てきた。
若い、真由美よりも年下のようだ。恐らくは二十歳前後だろう。
紺色のスーツを着ているが、酷く皺がよってしまっている。
申し訳程度に櫛を入れたような髪の毛があちこち飛び跳ねていてみっともない事この上ない。が、何よりも目を引いたのは腫れあがった右の頬だった。
「ろ、ろーも、お待たふぇひまひた・・・」
「は・・・はあ・・・」
あっけに取られた真由美の前を疲れた足取りでゆっくりと横切り、そのまま窓際の所長の席に着席した。
その後には先程の少女が続き、彼にお茶を入れて差し出した。
心なしか、少々不機嫌そうに見えるのは真由美の気のせいだろうか。
「では、あらためて自己紹介を・・・当探偵事務所の所長、久留間 罪(くるま ざい)です」
この小説には陵辱シーンがあり、お嫌いな方には閲覧をお勧めできません。
お読みになられる方は、この点を了解してからお読みください・・・。
「ここ、かしら・・・?」
河井真由美は、炎天下の雑踏の中でそのビルを見上げた。
いかにもキャリア・ウーマンといった感じの真由美は、今年で二十五歳になる。
容姿端麗、とは彼女に相応しい言葉だろう。整った顔立ちに加え、その豊満なボディは道行く男たちの視線を自然と引き寄せていた。
もっとも、夏真っ只中のこの炎天下では男たちの興味はすぐに暑さの為に失われていたが。
お世辞にも綺麗とは言えない四階建ての雑居ビル。
目的の場所は、その最上階にあった。
『久留間探偵事務所』
薄汚れたドアに付けられた、更に薄汚れた一枚のプレートを見て、真由美は躊躇いながらもノックした。
・・・返事が無い。
(留守かしら・・・?)
今度は強めにノックしてみるが、やはり返事が無い。
試しにドアノブを回してみると・・・すんなりとドアは開いてしまった。
(無用心な探偵事務所ねぇ・・・)
一抹の不安を感じながら、中に入った真由美は声をかけた。
中は一応、事務所の体裁は整っていた。
手前には大きめのテーブルにソファーが用意されていた、客の応対に使われるのだろう。
壁には無骨なスチール製の書棚があり、書類やバインダーがきちんと整理されて収まっていた。
そして、一番奥の窓際にはこの部屋には不釣合いなほどの重厚な黒い事務机とオフィスチェア。
本来ならばそこにはこの探偵事務所の主が座っているのだろうが、今は誰もいなかった。
右手には別室へと続くドアがあった。
「あの、すいません・・・!」
そのドアに向かって呼びかけるが、返事は無い。
息を吸い込んで、大きめな声で呼びかけてみた。
「あのぅ!すいません!先程連絡した者ですが・・・!」
シーン・・・。
そんな擬音が真由美の心に浮かんで消えた。
「何なのよこの事務所は・・・ちゃんと連絡入れたのに、留守ってどういう事?」
「あ、お客様ですか?」
「えっ!?」
振り返ると、先程自分が入ってきたドアの外に女の子が立っていた。
十六、七歳位だろうか、青い清楚なワンピースに身を包んだ美少女だった。
「あ、もしかして先程ご連絡を頂いた、河井さんでしょうか?」
「え、ええ。お留守かと思って、その、ドアが開いていたものだから・・・」
「あ、お気になさらずに。お茶を切らしてしまっていて、慌てて買い物に行っていたんです。こちらこそお待たせして申し訳ありませんでした。さ、どうぞ、こちらにお掛けになって下さい」
笑顔で招く少女の美しさは、同姓の真弓でさえ目を奪われたほどだ。
降り積もったばかりの雪のように白い肌、背中で切りそろえられた黒真珠のような髪、ブラックオニキスをはめ込んだ様な瞳。
手に提げた近所のスーパーマーケットのマークが入った買い物袋が、まるで幻想の中の美少女を現実世界に繋ぎとめるアイテムのように見える。
買い物袋から出したお茶を手際よく入れた少女は、それを真由美に差し出しながら言った。
「あ、所長を呼んできますので、少々お待ちください。昨夜遅かったもので、まだ寝ているんです」
「そうでしたか」
少女は別室に繋がるドアを開け、中に入っていった。
かすかに隣室から声が漏れてくる。
その声の大きさが段々大きくなり、一瞬静かになったと思うと・・・。
ドゴォォォン!!
事務所全体、いや、このビル全体が揺れ動くような轟音が響いた・・・隣室から。
「キャッ!?な、何!?交通事故!?」
驚いた真由美はここが四階である事を思い出し、ゆっくりと隣室のドアへ目を移動させた。
そのドアが小さな軋みをあげながら開き・・・中から一人の男が出てきた。
若い、真由美よりも年下のようだ。恐らくは二十歳前後だろう。
紺色のスーツを着ているが、酷く皺がよってしまっている。
申し訳程度に櫛を入れたような髪の毛があちこち飛び跳ねていてみっともない事この上ない。が、何よりも目を引いたのは腫れあがった右の頬だった。
「ろ、ろーも、お待たふぇひまひた・・・」
「は・・・はあ・・・」
あっけに取られた真由美の前を疲れた足取りでゆっくりと横切り、そのまま窓際の所長の席に着席した。
その後には先程の少女が続き、彼にお茶を入れて差し出した。
心なしか、少々不機嫌そうに見えるのは真由美の気のせいだろうか。
「では、あらためて自己紹介を・・・当探偵事務所の所長、久留間 罪(くるま ざい)です」
差し出されたお茶を飲み、落ち着いた男はいつの間にやら腫れの引いた顔を綻ばせて言った。
落ち着いた笑顔だった。見る者の心の警戒心を解くような不思議な魅力が感じられた。
「彼女は助手の一人で、猟華(りょうか)と言います。助手はあと二人いるのですが、今は席を外しておりまして」
「あ、猟華です。今後御用がある時には、何でもお聞きください」
猟華と名乗った美少女は深々と頭を下げた。実に礼儀正しい娘である。
「それで、河井真由美さん、でしたね?今日はどういった御用件でしょうか?」
「その、人探しをお願いしたいのですが・・・」
「人探し、ですか。どなたをお探しすればよいのでしょう?」
「妹を・・・“壊した”連中を見つけて欲しいのです・・・!」
「妹さんを・・・“壊した”?」
「妹は・・・加奈子は、レイプされて・・・心を壊されてしまったんです・・・!」
罪と猟華の顔が険しくなる。
「犯人の目星は付いているのですが、決め手となる証拠が無い上に、姿をくらましてしまって・・・あいつら・・・あいつらが!!」
組んだ両手が白くなるほど握り締めた真由美の顔に、怒りと憎しみ、そして深い悲しみの色が浮かんだ。
「河井さん、落ち着いて・・・」
いつの間にか真由美の隣に座っていた猟華が、そっと自分の手を真由美の手に重ねた。
「猟華さん・・・」
「落ち着いて詳しく教えてください。知っている限りの事を」
「慌てなくていいですよ、河井さん。時間はありますから」
「久留間さん・・・すいません取り乱してしまって・・・」
猟華と罪の笑顔に落ち着いた真由美は、ゆっくりと話し始めた。
妹、加奈子に襲い掛かった、理不尽で無残な事件の事を。
河井加奈子が気が付いた時、暗い部屋の中にいた。
今日は二十歳の誕生日だった。アルバイト先の同僚達が、ささやかな誕生パーティをファミレスで開いてくれたその帰り道。
ほろ酔い気分で同僚達と別れ、一人暮らしのワンルームマンションまであと少しの所で、路上駐車してあったワンボックスのバンから突然現れた数人の男達に、車の中に引きずり込まれた。
突然の事で悲鳴を上げる間もなく、口に押し当てられた布の匂いを嗅いだ途端、意識を失ったのだ。
目が慣れてきて周りを見回すと、打ちっぱなしのコンクリートの壁と天井が見えた。
さほど大きくはない部屋だった、壁際には建築現場で使われるラバコンやセメント袋が積み上げられている。
ここはビルの工事現場のような所だと理解した時、自分の体が動かなくなっている事に気が付いた。
一糸纏わぬ全裸にされた上に、建築用の鉄パイプを組み合わせた即席のテーブルの様な器具に、開脚し寝かされた状態で縛り付けられていた。
口の中には小さなハンカチのような布を詰め込まれ、更に猿ぐつわをはめられてうめき声しか出せなくなっていた。
「ムゥ!ムゥゥ!?」
「ん、目ぇ覚めたんじゃね?」
「やっと起きたか」
「んじゃ、さっさと犯っちまおうぜ」
「ンムゥ!?」
部屋の隅に、三人の男達がいた。
暗い為に顔もろくに見えないが、声は若い男のものだった。
「予定通り、まず俺からだからな!」
「分かってんよ、早くしろや。次は俺なんだからよ」
「今度のはいい体してんな~」
ここに至り、加奈子は自分の降りかかった災難の正体を理解した。
自分はこの男達に拉致され、これから犯されてしまうのだと・・・!
「ムー!!ンムーー!!」
「いくら声出しても無駄だぜ。ここは建築中のマンションの地下駐車場でよ、周りにゃだ~れもいねぇし、来ねぇからよ。口を塞がしてもらったのは・・・この方が気分出るだろ?ヒャハハ!」
加奈子の目から涙がこぼれる。
懸命にもがくが、ガムテープで止められた両腕と両足は自由にはならなかった。
頭を振り、懇願するように男を見つめるが、暗がりの中の男たちの顔は笑っているようだった。
「ンムッ!?」
剥き出しにされていた、最も見られたくも触られたくもない秘所に男の舌が這いずり回る。
激しい嫌悪感を抱いたが、丹念に嘗め回されていくうちに女性器の方は勝手に反応し、ジワリと濡れ始めていた。
「ムゥゥ!!ムーーッ!!」
「ケッ、こんなんでもちゃんと濡れるのか。淫乱の素質あんじゃね?」
「いーから、早くしろっての」
「分かった分かった、うっせーな。よっ・・・ほらよっ!」
「ムグゥッ!!」
男が腰を加奈子に押し付けた次の瞬間、体を引き裂かれるかと思うような激痛が襲った。
熱い鉄の棒が突き刺さったかのような感覚に、加奈子の全身は硬直して痛みを堪えていた。
「ム・・・グブ・・グゥゥ・・・!」
「お・・・こいつ処女だぜ!」
「なにー!?マジかよ!かーっ、初モンなんて久しぶりだってのに逃すとは!」
「・・・俺は、アナルの方がいいから関係ねぇや」
「ヒャハハ、そうと分かりゃ、たっぷり処女マンコを味あわせてもらうか!」
「ムグッ!!フグッ!!ンムゥッ!ングゥウ、ムゥウゥッ!!ンーーーッ!!」
無造作に、無遠慮に、ただ自分の欲望を満たすだけに乱暴に突きこまれる男の肉棒から与えられる痛みと熱さに、加奈子はただ耐えるしかなかった。
「くっ・・・締め付けがすげぇぜ、処女マンコはいつ犯ってもたまらねぇ・・・!そろそろ、イクぜぇ・・・!」
「グゥッ!!ム、ムムゥゥッ!!グム、フムグゥッ!!」
「うっ・・・!くぉぉ・・・!」
「フムゥッ!?」
激しさを増した男の動きが不意に止まり、加奈子の子宮内に熱い何かが注ぎ込まれた。
それが男の精液だと分かった時、加奈子の心を絶望が支配した。
「ふぅぅ、たまんねぇ。ヒャハハ、処女喪失と初中出しされてどーよ?良かったろ?」
「フ、フゥ・・・フムゥ・・・フゥゥ・・・」
「ほら、終わったならどけよ、次俺だろ。あーあー、中から垂れてるよ」
「ムグッ!?」
突然、別の男に指を差し込まれ、中をかき回された。中に溜まった精液をかき出しているようだ。
ある程度出したところで、男はティッシュで自分の指と加奈子の性器を拭き、自分のモノを加奈子に挿入した。
「フム、ムグゥゥゥ・・・!」
「ったく、きったねーな。ちぇっ、処女ったって、一回突っ込んだら中古品じゃねーか。損した分、メチャメチャにしてやんぜ」
「フムグッ・・・!ムグゥ、ンムゥ、グゥッ・・・フグゥ・・・!」
ついさっき処女膜を破られたばかりの性器をまるで玩具の様に扱われ、再び襲ってきた激痛と熱さにひたすら耐える加奈子。
不意に、手が自由になった。
三人目の男が、加奈子の手足を拘束していたガムテープをナイフで切っていた。
「我慢できねーから、同時に犯ろうぜ」
「いいね、ほらよっと」
体を持ち上げられ、自分を貫いていた男に正面から抱きかかえられた加奈子は、背後に回りこんだ男に、後ろの穴を何の愛撫も無しに貫かれた。
「フムグゥゥゥッ!!グ、ムグフゥッ・・・!ングゥゥ・・・!」
「こいつも、もういらねーか」
猿ぐつわをナイフで切り落とし、口内に詰め込まれていたハンカチを引きずり出された加奈子は、ようやく声を出す事ができた。
「あぐ、あぐぅ・・・!も、もう許し、て、あぅぅ・・・下さ、い・・いぎぃ・・・い、痛い・・痛いよぉ・・・ひぐぅ・・!」
「バカ言ってんなよ、これからが本番じゃねーか。なぁ加奈子ちゃんよ」
「ど!・・・どうして、ひぅっ・・私の、なま、えを・・・」
「バッグあさって、免許証見たからな。それに、気を失っている間にたんまり写真も撮らして貰ったからよ、サツに駆け込んだりしたらどうなるか分かるよなぁ?ヒャハハ!・・・まぁ、チクっても無駄だけどよ・・・!」
見物していた最初の男が、加奈子のバッグから取り出した免許証をヒラヒラと右手で振って見せた。左手にはカメラ付きの携帯電話。これで写真を撮ったのだろう。
「ま、しばらく付き合ってくれりゃ、放してやるからよ」
「今日、誕生日なんだぁ?い~い記念じゃねーか、誕生日に初体験がレイプだもんな。ヒャハハ!」
「ケツの締まりもいいな、しばらく楽しめそうだぜ」
口々に勝手な事を言う男達に、加奈子に逆らう気力はなかった。
前後の男たちの動きが早くなり、止まると同時に子宮内と腸内に熱い液体が注ぎ込まれる。
「ひ、ぐぅっ!?あ、ぅ・・中に・・・妊娠、しちゃう・・・出来ちゃうよぉ・・ぅぅ・・・」
「知るかよ、堕ろすなり生んで育てるなり好きにしな」
「そ、そんな・・・え・・むぐっ!」
地面に下ろされた加奈子は、汚れた男のモノを加えさせられ、綺麗にする事を強要された。
「むぶ、ぶ・・ぅ、んっ!んむっ!ふむぅっ!」
「言っとくけど、まだまだ終わねーぞ?一回出しただけなんだからよ」
「むぶぅっ!?」
「一人最低三発ってとこか。ま、大人しくしてりゃすぐ終わるからよ」
「む、んぶっはぁ。・・・ほ、本当に言う事聞いたら、許してくれるんですか・・・?」
加奈子の問いに、顔を見合わせた男達はニヤニヤ笑いながら頷いた。
「ああ、いいぜ。こっちもすっきり出来りゃ文句ねぇからよ」
「わ・・分かりました・・・」
「よーし、それじゃ続きといこうぜ」
「あっ・・あぅぅ、うぁ、あぁあぁぁぁ!」
恥辱の宴は、これからが本番だった。
(2へ続く)
落ち着いた笑顔だった。見る者の心の警戒心を解くような不思議な魅力が感じられた。
「彼女は助手の一人で、猟華(りょうか)と言います。助手はあと二人いるのですが、今は席を外しておりまして」
「あ、猟華です。今後御用がある時には、何でもお聞きください」
猟華と名乗った美少女は深々と頭を下げた。実に礼儀正しい娘である。
「それで、河井真由美さん、でしたね?今日はどういった御用件でしょうか?」
「その、人探しをお願いしたいのですが・・・」
「人探し、ですか。どなたをお探しすればよいのでしょう?」
「妹を・・・“壊した”連中を見つけて欲しいのです・・・!」
「妹さんを・・・“壊した”?」
「妹は・・・加奈子は、レイプされて・・・心を壊されてしまったんです・・・!」
罪と猟華の顔が険しくなる。
「犯人の目星は付いているのですが、決め手となる証拠が無い上に、姿をくらましてしまって・・・あいつら・・・あいつらが!!」
組んだ両手が白くなるほど握り締めた真由美の顔に、怒りと憎しみ、そして深い悲しみの色が浮かんだ。
「河井さん、落ち着いて・・・」
いつの間にか真由美の隣に座っていた猟華が、そっと自分の手を真由美の手に重ねた。
「猟華さん・・・」
「落ち着いて詳しく教えてください。知っている限りの事を」
「慌てなくていいですよ、河井さん。時間はありますから」
「久留間さん・・・すいません取り乱してしまって・・・」
猟華と罪の笑顔に落ち着いた真由美は、ゆっくりと話し始めた。
妹、加奈子に襲い掛かった、理不尽で無残な事件の事を。
河井加奈子が気が付いた時、暗い部屋の中にいた。
今日は二十歳の誕生日だった。アルバイト先の同僚達が、ささやかな誕生パーティをファミレスで開いてくれたその帰り道。
ほろ酔い気分で同僚達と別れ、一人暮らしのワンルームマンションまであと少しの所で、路上駐車してあったワンボックスのバンから突然現れた数人の男達に、車の中に引きずり込まれた。
突然の事で悲鳴を上げる間もなく、口に押し当てられた布の匂いを嗅いだ途端、意識を失ったのだ。
目が慣れてきて周りを見回すと、打ちっぱなしのコンクリートの壁と天井が見えた。
さほど大きくはない部屋だった、壁際には建築現場で使われるラバコンやセメント袋が積み上げられている。
ここはビルの工事現場のような所だと理解した時、自分の体が動かなくなっている事に気が付いた。
一糸纏わぬ全裸にされた上に、建築用の鉄パイプを組み合わせた即席のテーブルの様な器具に、開脚し寝かされた状態で縛り付けられていた。
口の中には小さなハンカチのような布を詰め込まれ、更に猿ぐつわをはめられてうめき声しか出せなくなっていた。
「ムゥ!ムゥゥ!?」
「ん、目ぇ覚めたんじゃね?」
「やっと起きたか」
「んじゃ、さっさと犯っちまおうぜ」
「ンムゥ!?」
部屋の隅に、三人の男達がいた。
暗い為に顔もろくに見えないが、声は若い男のものだった。
「予定通り、まず俺からだからな!」
「分かってんよ、早くしろや。次は俺なんだからよ」
「今度のはいい体してんな~」
ここに至り、加奈子は自分の降りかかった災難の正体を理解した。
自分はこの男達に拉致され、これから犯されてしまうのだと・・・!
「ムー!!ンムーー!!」
「いくら声出しても無駄だぜ。ここは建築中のマンションの地下駐車場でよ、周りにゃだ~れもいねぇし、来ねぇからよ。口を塞がしてもらったのは・・・この方が気分出るだろ?ヒャハハ!」
加奈子の目から涙がこぼれる。
懸命にもがくが、ガムテープで止められた両腕と両足は自由にはならなかった。
頭を振り、懇願するように男を見つめるが、暗がりの中の男たちの顔は笑っているようだった。
「ンムッ!?」
剥き出しにされていた、最も見られたくも触られたくもない秘所に男の舌が這いずり回る。
激しい嫌悪感を抱いたが、丹念に嘗め回されていくうちに女性器の方は勝手に反応し、ジワリと濡れ始めていた。
「ムゥゥ!!ムーーッ!!」
「ケッ、こんなんでもちゃんと濡れるのか。淫乱の素質あんじゃね?」
「いーから、早くしろっての」
「分かった分かった、うっせーな。よっ・・・ほらよっ!」
「ムグゥッ!!」
男が腰を加奈子に押し付けた次の瞬間、体を引き裂かれるかと思うような激痛が襲った。
熱い鉄の棒が突き刺さったかのような感覚に、加奈子の全身は硬直して痛みを堪えていた。
「ム・・・グブ・・グゥゥ・・・!」
「お・・・こいつ処女だぜ!」
「なにー!?マジかよ!かーっ、初モンなんて久しぶりだってのに逃すとは!」
「・・・俺は、アナルの方がいいから関係ねぇや」
「ヒャハハ、そうと分かりゃ、たっぷり処女マンコを味あわせてもらうか!」
「ムグッ!!フグッ!!ンムゥッ!ングゥウ、ムゥウゥッ!!ンーーーッ!!」
無造作に、無遠慮に、ただ自分の欲望を満たすだけに乱暴に突きこまれる男の肉棒から与えられる痛みと熱さに、加奈子はただ耐えるしかなかった。
「くっ・・・締め付けがすげぇぜ、処女マンコはいつ犯ってもたまらねぇ・・・!そろそろ、イクぜぇ・・・!」
「グゥッ!!ム、ムムゥゥッ!!グム、フムグゥッ!!」
「うっ・・・!くぉぉ・・・!」
「フムゥッ!?」
激しさを増した男の動きが不意に止まり、加奈子の子宮内に熱い何かが注ぎ込まれた。
それが男の精液だと分かった時、加奈子の心を絶望が支配した。
「ふぅぅ、たまんねぇ。ヒャハハ、処女喪失と初中出しされてどーよ?良かったろ?」
「フ、フゥ・・・フムゥ・・・フゥゥ・・・」
「ほら、終わったならどけよ、次俺だろ。あーあー、中から垂れてるよ」
「ムグッ!?」
突然、別の男に指を差し込まれ、中をかき回された。中に溜まった精液をかき出しているようだ。
ある程度出したところで、男はティッシュで自分の指と加奈子の性器を拭き、自分のモノを加奈子に挿入した。
「フム、ムグゥゥゥ・・・!」
「ったく、きったねーな。ちぇっ、処女ったって、一回突っ込んだら中古品じゃねーか。損した分、メチャメチャにしてやんぜ」
「フムグッ・・・!ムグゥ、ンムゥ、グゥッ・・・フグゥ・・・!」
ついさっき処女膜を破られたばかりの性器をまるで玩具の様に扱われ、再び襲ってきた激痛と熱さにひたすら耐える加奈子。
不意に、手が自由になった。
三人目の男が、加奈子の手足を拘束していたガムテープをナイフで切っていた。
「我慢できねーから、同時に犯ろうぜ」
「いいね、ほらよっと」
体を持ち上げられ、自分を貫いていた男に正面から抱きかかえられた加奈子は、背後に回りこんだ男に、後ろの穴を何の愛撫も無しに貫かれた。
「フムグゥゥゥッ!!グ、ムグフゥッ・・・!ングゥゥ・・・!」
「こいつも、もういらねーか」
猿ぐつわをナイフで切り落とし、口内に詰め込まれていたハンカチを引きずり出された加奈子は、ようやく声を出す事ができた。
「あぐ、あぐぅ・・・!も、もう許し、て、あぅぅ・・・下さ、い・・いぎぃ・・・い、痛い・・痛いよぉ・・・ひぐぅ・・!」
「バカ言ってんなよ、これからが本番じゃねーか。なぁ加奈子ちゃんよ」
「ど!・・・どうして、ひぅっ・・私の、なま、えを・・・」
「バッグあさって、免許証見たからな。それに、気を失っている間にたんまり写真も撮らして貰ったからよ、サツに駆け込んだりしたらどうなるか分かるよなぁ?ヒャハハ!・・・まぁ、チクっても無駄だけどよ・・・!」
見物していた最初の男が、加奈子のバッグから取り出した免許証をヒラヒラと右手で振って見せた。左手にはカメラ付きの携帯電話。これで写真を撮ったのだろう。
「ま、しばらく付き合ってくれりゃ、放してやるからよ」
「今日、誕生日なんだぁ?い~い記念じゃねーか、誕生日に初体験がレイプだもんな。ヒャハハ!」
「ケツの締まりもいいな、しばらく楽しめそうだぜ」
口々に勝手な事を言う男達に、加奈子に逆らう気力はなかった。
前後の男たちの動きが早くなり、止まると同時に子宮内と腸内に熱い液体が注ぎ込まれる。
「ひ、ぐぅっ!?あ、ぅ・・中に・・・妊娠、しちゃう・・・出来ちゃうよぉ・・ぅぅ・・・」
「知るかよ、堕ろすなり生んで育てるなり好きにしな」
「そ、そんな・・・え・・むぐっ!」
地面に下ろされた加奈子は、汚れた男のモノを加えさせられ、綺麗にする事を強要された。
「むぶ、ぶ・・ぅ、んっ!んむっ!ふむぅっ!」
「言っとくけど、まだまだ終わねーぞ?一回出しただけなんだからよ」
「むぶぅっ!?」
「一人最低三発ってとこか。ま、大人しくしてりゃすぐ終わるからよ」
「む、んぶっはぁ。・・・ほ、本当に言う事聞いたら、許してくれるんですか・・・?」
加奈子の問いに、顔を見合わせた男達はニヤニヤ笑いながら頷いた。
「ああ、いいぜ。こっちもすっきり出来りゃ文句ねぇからよ」
「わ・・分かりました・・・」
「よーし、それじゃ続きといこうぜ」
「あっ・・あぅぅ、うぁ、あぁあぁぁぁ!」
恥辱の宴は、これからが本番だった。
(2へ続く)