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ご都合主義な官能小説
「こんな都合のいい話あるわけねーじゃん!」 「いいんです!そーいう小説なんですから!(力説)」www 基本的にハッピーエンドの官能小説を書いてます。 座右の銘は『ご都合主義万歳!』www

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「うきゃっ!?」

 押し倒された魅音が可愛らしい悲鳴を上げた。

「今度は俺の番だぜ、魅音」
「ふぇ? ちょ、ちょっと圭ちゃん・・・あ、んああぁん!」

 圭一の右手が魅音の花弁を優しくなぞり、魅音は艶を含んだ声を上げた。
 既にそこは高い熱を帯び、ぐっしょりと蜜で濡れそぼっていた。
 刺激するたびに熱い蜜が圭一の指に絡み付き、同時に魅音の全身を熱い快感が走り回る。
 くちゅり、くちゅり、くちゅり。
 魅音の花弁が、圭一の指の動きに合わせて鳴き声を上げる。

「あッ、あッ、ぁ、ひぁ、にゃ、んきゅぅ・・・ッ! あぁあぁん!! け、圭ひゃぁんッ、そ、そんあ、そんなに、イジ、メな・・・ぃでぇッ!」
「凄いな、漏らしたみたいにグショグショじゃないか・・・。魅音もエッチだよな」
「ら、らってぇ・・・! 圭ちゃんの、オ○ンチン、弄ってたら、自然に濡れちゃったんらもぉん・・・!」

 圭一の肉棒を愛撫している間に、魅音の体も準備が整っていたのだ。
 耳元で囁く圭一の声で、魅音の背筋に悪寒にも似た震えが走る。
 涙を目に溜めながら荒い息で答える魅音は、この上もなく色っぽく、綺麗だった。
 圭一は魅音の硬くなった乳首を口に含んだ。

「んはぁあ・・・! お、おっぱい、イイ・・・!」

 軽く噛んだり、舌先で素早く乳首を弄ぶたび、魅音の体が小刻みに揺れる。
 左手はもう片方の胸を揉みしだいて、そのつき立ての餅のような感触を堪能していた。

「魅音の胸はでかいよなぁ・・・揉み応えがあるぜ」
「んはぁあぁあ・・・! もっと、もっと揉んでぇ・・・」

 快楽の波に揉まれ、魅音は全身をくねらせる。
 圭一は膣に中指を侵入させると、指を曲げて指先で肉壁を擦るようにした。
 指先にザラザラとした感触が触る。

(ここが『Gスポット』か? ちょっと集中的に・・・)

 圭一はそこを軽く擦るように刺激した。
 その途端、魅音が悲鳴のような声を上げて背筋を仰け反らせた。

「ひッ!? ゃ、んひゃああぁあぁああッ!!」

 ビクビクン! と魅音の体が震え、その瞬間、股間の圭一の手に勢いよく液体が噴出した。
 以前にも経験した『潮吹き』だ。
 だが、その勢いと量は前回の倍以上だった。
 震えが止まると、魅音はガクン、といった感じで全身から力が抜けてしまった。

「ぁ・・・はわ・・・ひ、はぁ・・・」

 体をピクピクと軽く揺らし、魅音は泣きそうな、何かから開放されたような顔で天井を見つめていた。
 圭一はちょっと擦っただけで魅音を絶頂に押し上げた、『Gスポット』の威力に目を丸くした。
 まさかこれほどの効果があるとは思わなかったのだ。

「み、魅音? 大丈夫か?」

 少々心配そうに、魅音の顔を覗きこむ。
 魅音は、蕩けきった顔を恥ずかしそうに両手で覆い隠した。

「や、やだ・・・。今、見ないで・・・。すっごく恥ずかしいの・・・」
「恥ずかしいって・・・イっちゃったからか?」

 魅音は顔を隠したまま、軽く頷いた。
 指の隙間から覗く魅音の潤んだ瞳の色っぽさに、圭一の胸に熱い物がこみ上げてくる。

「今、圭ちゃん何をしたの? 今までで一番凄かったかも・・・」
「『Gスポット』てのを刺激してみたんだが、ここまで感じるとは思わなかったよ」
「今のがそうなんだ・・・」

 魅音もGスポットの事は、本からの知識で知ってはいた。
 だが、こんな強烈な快感を受ける物とは、自分も想像していなかったのだ。

「今日は私が圭ちゃんを気持ち良くする筈なのに、これは反則だよぉ・・・」
「いや、これは魅音の体の感度が良いせいだ」

 む~、と口を尖らせて横目で圭一を見ていた魅音の顔が、ニヤッと笑った。

「ん?」
「大分回復してきたから、また私の番だよ。圭ちゃんはジッとしててね。」

 身を起こした魅音は、圭一を仰向けに寝かせた。再び圭一の肉棒に触れる。
 さっき射精したばかりのせいか、それは半立ち状態だった。
 魅音は優しく亀頭を口で包み込む。
 そのままゆっくりと呑み込んでいった。

「うっ、くは・・・」
「ぴちゅ・・・んむ、ん、ん、じゅ、じゅるぅッ! ッふふ、すぐ元気になっちゃったね圭ちゃん」

 妖しく微笑んだ魅音は圭一の上に跨った。硬くなり、脈打つ肉棒を自分の秘所へとあてがうと、ゆっくりと腰を落とした。

「きはッ・・・! あ・・・あはぁあぁ・・・!」
「くぅ・・・魅音の中、キツイぜ・・・!」

 圭一が顔をしかめ、膣内の締め付けに背筋を振るわせる。
 その表情を見て、魅音が薄く、笑みを広げる。

「ッふふ、圭ちゃんのオ○ンチン、私の中でピクピクしてるよ・・・んはあぁ・・・!」

 獲物を前にした獣が舌なめずりをするように、魅音は舌を唇に這わせ、濡らす。
 その瞳は艶かしい光が宿っていた。
 魅音は腰を動かし始め、膣壁に力を込めて締め付けを増す。
 魅音の中に熱いうねりが生まれ、強く渦巻いていく。

「んはッ、はぁッ、あはぁッ! ほ、ほら、圭ちゃん、どう? 私の中、き、気持ちイイッ? くぁ、ああん!」

 上下に体を揺らし、荒い息で魅音は圭一に言う。
 圭一はいつもとは違う魅音の雰囲気に戸惑いつつも、強い膣肉の締め付けに思考が蕩けていくの感じていた。

「う、ぁ、いい、気持ちいいぜ、魅音・・・ッ!」

 その答えに魅音は嬉しそうな、満足そうな笑みを浮かべる。

「はッ、あは、気持ちイイんだね、圭ちゃんッ。嬉しい・・・あぁあッ! もっと気持ち良くなって・・・! 私、頑張るからぁッ、んん、んはぁ~ッ!」

 魅音の中のうねりが強さを増し、全身に広がって登りつめていく。
 自然と、魅音の腰は上下動だけではなく、シェイクするように動き始めていた。
 その動きに、膣内の肉棒は肉壺の中をかき回すように激しく蹂躙する。
 肉棒と膣肉が二人に与えてくる快感は更に増していき、魅音と圭一は肉が蕩けて混じりあうような一体感を感じていた。

「魅音ッ! 俺の魅音ッ! このまま二人でイクぞッ!!」
「うんッ! うんッ! イこッ、圭ちゃん! 二人で一緒にイこぉッ!!」

 二人の動きは終焉に向けて激しさを増していく。
 圭一も、腰の辺りに生じた熱を魅音の子宮口に叩きつけるかのように、激しく下から突き上げる。
 魅音の横の動きと圭一の上下の動きは、見事にぴったりとタイミングがあっていた。

「あッ! あ! んくぁ! 圭ちゃん! イク! 私、イク!」
「お、俺もッ! 魅音、受け止めろ!!」

 圭一が魅音の腰を抑えて肉棒を突きこんだ瞬間、魅音の中に白濁の液が奔流となって流れ込んだ。
 膣内を染め上げ、粘りつく液の熱がとどめとなって魅音を絶頂へと押し上げた。

「あ!! ひ、は・・・ぁ、あぁあぁああ~~ッ!!」
「ぐッ・・・み、魅音・・・ッ!」

 歯を食いしばり、自分の中の全てを注入するかのように精を注ぎ込む圭一。
 自分の中を染める、圭一の精の感触に全身を震わせる魅音。
 二人を翻弄した波が静まると、魅音が圭一の上に覆いかぶさるように倒れこんだ。
 荒い息と熱にうなされた瞳のまま、魅音は圭一の唇を奪う。

「ん・・・ふぅ、じゅぅ。はぁ、はぁ、はぁ・・・圭ちゃん、圭ちゃん、好き、好きだよぉ、大好きぃ・・・!」
「ん・・・ちゅぶ、ぷは。ああ、俺も好きだぜ、魅音・・・!」

 ひとしきり唇と舌を絡め合った二人は、お互いの体温を確認するかのように、抱き合う。

「圭ちゃん・・・離さないでね・・・」

 独り言のように魅音が呟いた。

「離す訳ないだろ、魅音は俺のだ」
「うん! 私は圭ちゃんの女だもんね♪ んふふ~♪」

 魅音はまるで子犬のように、圭一の胸に頬をすり寄せるのだった。


「・・・ちゃん、圭ちゃんてば!」
「ん!?」

 圭一の回想が途切れると、目の前に魅音の顔があった。

「のわっ!?」
「のわっ!? じゃないよ。お昼からずーっと、ぼ~っとしてさ」

 気がつけば、いつの間にやら昼休みはおろか、授業まで終わって放課後になっていた。
 部活メンバー全員が机を囲み、それぞれにトランプを持っている。
 どうやら、ジジ抜きをこれから始める所だったようだ。
 不思議な事に、圭一もちゃんとトランプを持っているのだが、いつ持ったのかまるで記憶に無かった。

「おお!? い、いつの間に放課後に!?」
「・・・圭ちゃん、どしたの? どっか具合でも悪いの?」

 魅音が本気で心配そうに圭一の顔を覗きこんでくる。
 圭一は慌てて否定した。

「い、いや、大丈夫! なんともないから。ちょっと考え事をしてただけだって」
「本当に? 無理しなくていいんだよ? 熱はない? 痛いとこある? さすったげようか? あ、膝枕の方がいい?」

 聞いていない。
 心配するあまり、少々パニクっているようだ。

「ほ、本当に大丈夫だから! な、ほら、どこも痛くないし、熱もないから!」

 おもむろに体操を始めた圭一を見て、魅音はやっと落ち着きを取り戻した。

「本当に・・・? それならいいけど・・・」

 尚も心配げに圭一を見つめる魅音に、圭一の胸の鼓動が高鳴る。
 圭一は赤くなった顔を隠すように、魅音の頭を撫でた。

「み、魅音も結構心配性だったんだなあ。ははは」
「当たり前でしょー。圭ちゃんの体はおじさんの物なんだから」

 思いっきり真面目な顔で、魅音はきっぱりと言った。

「・・・はい?」

 圭一が一瞬、言葉に詰まる。

「もぉ~。おじさんは圭ちゃんの物なんだから、圭ちゃんはおじさんの物でしょ! お互い一人の体じゃないって事! 分かった?」
「あ・・・ああ、なるほどな。うん、そりゃそうだな」
「だから、体には気をつけてよね? まあ、病気になったらなったでおじさんが付きっ切りで看病してあげるけどさ!」

 思わず圭一の脳裏に、ナースのコスプレをした魅音が自分にあんな事やこんな事をする光景が浮かんだ。
 圭一の口元が、だらしなく緩む。

「・・・圭ちゃん、何かエッチな想像してない?」
「ハッ!? い、いや、してないしてない」
「・・・いいよ」
「え?」
「ナースの衣装もあるから・・・」

 チラリと、魅音は自分の『四次元ロッカー』を見て頬を染めつつ言った。

「今度・・・ね!」
「ああ、楽しみにしてるぜ」

 バックに花を咲かせつつ、見詰めあう二人であった。
 教室だという事も脳裏から消えかけ、バカップルモードに入りつつある二人に沙都子が溜め息を付きつつ言い放つ。

「魅音さん、圭一さん、そろそろ部活を始めませんこと? 時間がどんどん無くなってしまいますわよ?」

 レナと梨花が腕を組んでウンウン、と大仰に頷いた。

「お、おう、そうだな!」
「たはは、ゴメンゴメン。それじゃ始めようかね!」

 恒例の一同お待ちかね、部活タイムの始まりであった。


 ちなみに、この日の部活はトップが魅音、二位がレナ、三位が梨花、四位が沙都子。
 最下位の罰ゲーム確定となった者は、当然の如く圭一である。
 圭一は魅音のナースコスでの甘い一時の妄想を止める事が出来ず、上の空でプレイしていたのである。負けて当然であった。
 罰ゲームはメンバーが内容を書いたメモを複数箱に入れて引く、くじ引きで決定された。
 その内容は、『ナースのコスプレをして、校長先生の体温を測ってくる』であった。

「・・・誰だよ、これ書いたの」

 震える手でメモを凝視する圭一は、搾り出すように声を出した。

「おーっほっほっほ!! 私の書いた罰ゲームを見事引き当てるとは、圭一さんも中々やりますわね!」
「沙都子ー! お前かあぁぁぁぁ!」
「さあぁ、圭一さん! とっとと“逝って”来てくださいましー!」
「違う! 絶対字が違うだろうそれ!」
「圭ちゃん、頑張れ。・・・おじさんとしては助けてあげたいけど、私は部長。心を鬼にさせてもらうから・・・。皆、圭ちゃん抑えて」
「み~☆ 了解なのです」
「圭一君、ごめんね、ごめ・・・はう~☆ 圭一君のパンツかぁいい~!☆」
「こ、こらレナ! そこはいや、だめ、ゆーるーしーてーっ!」

 部活のルールは“絶対”である。
 どんなに泣こうが喚こうが、天地がひっくり返ろうが、それが変わることは無い。
 圭一はメンバー全員の手によって強引にナース服を着せられ、意を決して体温計片手に校長室に特攻していった。

 ――きっかり一分と二十八秒後。

 校長室から猛獣の如き雄叫びと、怪鳥の如き叫び声が校舎全てのガラスを震わせた。

 ――更に十二分と三十七秒後。

 虚ろな目と酔っ払いのような足取りで“無傷”で帰ってきた圭一は、教室に帰ってくるなりぶっ倒れた。
 ただ、意識を失う前にメンバーにこう報告した。

「校長先生の、体温、は・・・熱すぎて、測定不能だった・・・ガク」

 一応、挑戦だけはして来たようである。
 後日、この時に何があったのかをいくら尋ねても、圭一は決して答える事は無かったという。
 聞くたびに冷や汗をダラダラ流しながら、危ない眼つきでしどろもどろになるので、魅音たちも聞くのが怖くなったのだ。
 そして、部活動の会則に新たな一項が加わる事になった。

 『校長先生は、なるべく罰ゲームに巻き込まないようにすべし』

 ・・・『なるべく』という所が、あまり懲りていない事を暗に示している一項である。


 (続く)


あとがき

 結局、前・後編でまとまってしまいました。
 本文中にあるように、ナースやその他のコスプレ・プレイも予定してたんですが。
 この辺は次回以降にまわす事にしますw

 ナースとブルマは鉄板だな、うんw


テーマ:二次元総合 エロゲーエロ漫画エロ小説など - ジャンル:アダルト

コメント
この記事へのコメント
感想
読ませて頂きました。
魅音さんの愛撫の御奉仕の後の、圭一さんの魅音さんへのお返し、そして、魅音さんの新たな性戯?性技?と圭一さんの唯ひたすらなる突き?の応酬。
惚けるのは勝手ですが、せめて授業を受ける時に意識を戻せばいいのにね。
それにしても、いくら恋人付き合いしているからといっても、魅音さんの恥辱心が薄れてきている気がしなくもないです。
2007/11/12(月) 03:40:37 | URL | 影法師 #Wxnlkp6I[ 編集]
コメントありがとうございます
>>影法師 さん
>>魅音さんの恥辱心が薄れてきている気がしなくもないです。

ご明察ですw
やはり、段々と“慣れ”てくると思うのです。
魅音も本等で知識を積極的に仕入れ、しかも経験済み。
慣れてきて色々な事に興味を持ち、実践も即可能な状況ですから、自然とこんな感じになるんじゃないかな~と思いつつ書きました。

実際、私が以前付き合っていた彼女も段々と大胆になっていきましたしw(ぉ

とは言え、こういった態度をとれるのは気心の知れた部活メンバーの前が限界でしょう。
メンバーも気を使って、あえてそっち方面には触れないようにしている設定になっています。
詩音や茜にからかわれたら、赤面して誤魔化すのに必死になるような気がしますw
2007/11/12(月) 20:47:52 | URL | HEKS #195Lvy4Y[ 編集]
相変わらずの濃厚なプレイごちそうさまでしたッ!

エロも濃くて読み応えがありますし、
それを支える日常描写の骨子もしっかりしていて、
魅音と圭一の互いを思いやる気持ちもちゃんと伝わるので
とても自然に引き込まれて一気に読んでしまいます。
書店で見かけたら買わずにはいられないクオリティw

ご多忙なようですがマイペースで頑張ってください~
次回も楽しみにしてます♪
2007/11/13(火) 00:44:29 | URL | もっけ #iuvM2DXA[ 編集]
コメントありがとうございます
>>もっけ さん
いやはや、お褒めに預かり恐悦至極。
というか、さすがに褒め過ぎではw
照れてしまうのですよ、あうあうw

>>ご多忙なようですがマイペースで頑張ってください~
はい~、ありがとうございます~。
何とか仕事中に居眠りこかない程度には、持ち堪えていますw
2007/11/13(火) 20:37:46 | URL | HEKS #195Lvy4Y[ 編集]
挨拶
新年明けましておめでとう御座います。
2008/01/01(火) 00:21:03 | URL | 影法師 #74fWW1qA[ 編集]
コメントありがとうございます
>>影法師 さん
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

『ひぐらし解』のアニメが終わったかと思ったら第3期が決定するし、実写映画化(個人的には不安w)もするしで、嬉しい限りです。
『ひぐらし』はまだまだ終わらない!
2008/01/01(火) 09:50:01 | URL | HEKS #195Lvy4Y[ 編集]
続きは
2011/02/04(金) 01:45:00 | URL | 1 #tHX44QXM[ 編集]
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