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ご都合主義な官能小説
「こんな都合のいい話あるわけねーじゃん!」 「いいんです!そーいう小説なんですから!(力説)」www 基本的にハッピーエンドの官能小説を書いてます。 座右の銘は『ご都合主義万歳!』www

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 約十五分ほどで、タクシーはあたしが一人暮らしをしているワンルームマンションに到着した。
 部屋に入ると、アキはいつもと変わらぬ口調であたしの背中をポン、と叩く。

「ほら、付いたよ。シャワーでも浴びてきな」
「うん、そーさせて貰う。あ、冷蔵庫にビールあるから、飲んでていいよ」
「お、いいね。って、いーからはよ入ってこいっての。どうせなら一緒に飲もう」
「うん、分かった」

 アキのぶっきらぼうな優しさがありがたい。
 変に気を使って慰めてもらうよりは、こっちの方がずっといい。
 あたしは熱いシャワーを浴び、ようやく気持ちを切り替える事ができた。

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