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ご都合主義な官能小説
「こんな都合のいい話あるわけねーじゃん!」 「いいんです!そーいう小説なんですから!(力説)」www 基本的にハッピーエンドの官能小説を書いてます。 座右の銘は『ご都合主義万歳!』www

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 圭一と魅音が結ばれてから、二週間ほどが経ったある日の事。
 場所は詩音と悟史が住む興宮のマンション――。

「え~~~っ!? それじゃあお姉、まだ一回しか圭ちゃんとエッチしてないんですかぁ!?」

 何度目になるのか、またも詩音の素っ頓狂な声が部屋の中に響いた。
 魅音は肩をすくめ、上目遣いで詩音を見る。

「何やってるんですか、お姉! やっと一線越えたっていうのに! 更に体の結び付きを強くする為にバンバンやっちゃうのが普通でしょう!!」

 ガラステーブルをバンバン叩きながら、姉に食ってかかる詩音。
 テーブルの上の紅茶が零れそうになるのに気付いて詩音は叩くのを止めるが、口をへの字に結び、釣りあがった目で姉を睨みつける。
 魅音は涙目になりながら懸命に説明を開始した。

テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト