昼下がりの家の中で、男に抱かれている。
夫ではない。
けれど、今のワタシにとって最も大切な男だ。
夫よりもずっと若く、逞しい男の肉体に力強く抱きしめられて、ワタシの中の“女”が悦びに身を振るわせる。
男の左手が服の上からワタシの乳房を握り、乳首を潰すかのように力を込めて揉みしだく。
男の右手がスカートに潜り込み、すでに濡れ始めている性器を荒っぽく擦りあげる。
愛液で濡れた指を私に見せ、いやらしく笑う男。
背筋にゾクリ、と走る快感。
下半身が疼き、動悸が激しくなる。
男はそんな私の眼前に自らの肉塊を突きつける。
ワタシは夢中でそれにむしゃぶりついた。
口と舌で男に満足して貰うよう、懸命に奉仕する。
ワタシはノドの奥までそれを飲み込み、苦しいのを無視して奉仕し続ける。
彼の腰が震え、口の中で、男のモノが膨らんだ。
それに気付くと同時に、ドロドロとした白い液体が口内に吐き出された。
それを、飲む。
これを飲めば、今度は下の口の奥深くにこれを注ぎ込んで貰えるのだと思い、味わいつつもゴクリ、ゴクリと飲み干した。
口を開け、飲み込んだ事を男に見せると、男は満足そうに笑う。
家族で食事を取る為のテーブルの上に乗ったワタシは、両脚を大きく広げて男に抱いてと懇願する。
口元を呆れたように歪めた男は、愛撫も何も無しにワタシの濡れた性器に男根を突き入れた。
衝撃と痛みにワタシは顔を歪める。
けれど、心の中ではそれを、もっと強く、もっと激しく、と願う。
ワタシの気持ちを朱に染まった顔から読み取ったか、男は最初から荒々しく腰を動かす。
ワタシの性器は、男の熱く、硬い肉棒で刺しては抜かれ、グチュグチュと、はしたない音を出す。
それは“声”だ。
ワタシの心の中の“声”だ。
――もっと深く入れて下さい――もっと激しく動かして下さい――もっと胸を握り締めて下さい――もっと唇を吸って下さい――もっと、もっと、もっと――ワタシがワタシで無くなる位――抱いて下さい――。
心が通じたかのように、男はワタシの望んだように動き始めた。
もうすぐ、来る――男の限界が、来る。
ワタシもそうだ、もうすぐだ。
ワタシが絶頂に達したとほぼ同時に、彼もまた達した。
ワタシの頭の中が白く染まり、空に浮かんだように体の感覚が無くなる。
けれど、ワタシの性器の奥深くに流れ込んでくる男の精液の熱さが、ワタシを取り戻させる。
夫以外の男の子種を膣内に射精されたワタシは、快楽に身を震わせて一時の安らぎを得るのだ。
夕方になり、子供が帰ってきて今日学校であった事を嬉々として語る。
夫は今日も帰ってこない。
今頃は、浮気相手と楽しんでいるのだろう。
「ねぇ、お母さん。あのおじちゃん、明日来てくれるかな?」
「大丈夫よ、約束は守る人だから」
「あのおじちゃんが、お父さんになったら良いのにね!」
「・・・そうね、そうなったら、すごく素敵ね」
子供も、彼に随分と懐いてくれた。
支え続けてくれた彼となら、やり直せる。
夫と別れ、彼と本当の家族になる日も、そう遠い事ではないだろう。
END
あとがき
思いつき短編、第一弾。
不倫とか浮気ってーのはよくある事ですが、一番負担になるのは子供ですね。
子供も含めて幸せになるには・・・で、妄想して書いてみました。
家族円満が一番ですな。
夫ではない。
けれど、今のワタシにとって最も大切な男だ。
夫よりもずっと若く、逞しい男の肉体に力強く抱きしめられて、ワタシの中の“女”が悦びに身を振るわせる。
男の左手が服の上からワタシの乳房を握り、乳首を潰すかのように力を込めて揉みしだく。
男の右手がスカートに潜り込み、すでに濡れ始めている性器を荒っぽく擦りあげる。
愛液で濡れた指を私に見せ、いやらしく笑う男。
背筋にゾクリ、と走る快感。
下半身が疼き、動悸が激しくなる。
男はそんな私の眼前に自らの肉塊を突きつける。
ワタシは夢中でそれにむしゃぶりついた。
口と舌で男に満足して貰うよう、懸命に奉仕する。
ワタシはノドの奥までそれを飲み込み、苦しいのを無視して奉仕し続ける。
彼の腰が震え、口の中で、男のモノが膨らんだ。
それに気付くと同時に、ドロドロとした白い液体が口内に吐き出された。
それを、飲む。
これを飲めば、今度は下の口の奥深くにこれを注ぎ込んで貰えるのだと思い、味わいつつもゴクリ、ゴクリと飲み干した。
口を開け、飲み込んだ事を男に見せると、男は満足そうに笑う。
家族で食事を取る為のテーブルの上に乗ったワタシは、両脚を大きく広げて男に抱いてと懇願する。
口元を呆れたように歪めた男は、愛撫も何も無しにワタシの濡れた性器に男根を突き入れた。
衝撃と痛みにワタシは顔を歪める。
けれど、心の中ではそれを、もっと強く、もっと激しく、と願う。
ワタシの気持ちを朱に染まった顔から読み取ったか、男は最初から荒々しく腰を動かす。
ワタシの性器は、男の熱く、硬い肉棒で刺しては抜かれ、グチュグチュと、はしたない音を出す。
それは“声”だ。
ワタシの心の中の“声”だ。
――もっと深く入れて下さい――もっと激しく動かして下さい――もっと胸を握り締めて下さい――もっと唇を吸って下さい――もっと、もっと、もっと――ワタシがワタシで無くなる位――抱いて下さい――。
心が通じたかのように、男はワタシの望んだように動き始めた。
もうすぐ、来る――男の限界が、来る。
ワタシもそうだ、もうすぐだ。
ワタシが絶頂に達したとほぼ同時に、彼もまた達した。
ワタシの頭の中が白く染まり、空に浮かんだように体の感覚が無くなる。
けれど、ワタシの性器の奥深くに流れ込んでくる男の精液の熱さが、ワタシを取り戻させる。
夫以外の男の子種を膣内に射精されたワタシは、快楽に身を震わせて一時の安らぎを得るのだ。
夕方になり、子供が帰ってきて今日学校であった事を嬉々として語る。
夫は今日も帰ってこない。
今頃は、浮気相手と楽しんでいるのだろう。
「ねぇ、お母さん。あのおじちゃん、明日来てくれるかな?」
「大丈夫よ、約束は守る人だから」
「あのおじちゃんが、お父さんになったら良いのにね!」
「・・・そうね、そうなったら、すごく素敵ね」
子供も、彼に随分と懐いてくれた。
支え続けてくれた彼となら、やり直せる。
夫と別れ、彼と本当の家族になる日も、そう遠い事ではないだろう。
END
あとがき
思いつき短編、第一弾。
不倫とか浮気ってーのはよくある事ですが、一番負担になるのは子供ですね。
子供も含めて幸せになるには・・・で、妄想して書いてみました。
家族円満が一番ですな。