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ご都合主義な官能小説
「こんな都合のいい話あるわけねーじゃん!」 「いいんです!そーいう小説なんですから!(力説)」www 基本的にハッピーエンドの官能小説を書いてます。 座右の銘は『ご都合主義万歳!』www

2007/03 | 12345678910111213141516171819202122232425262728293031

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「え~~~っ!? それじゃあお姉、まだ圭ちゃんとエッチしてないんですかぁ!?」

 詩音の素っ頓狂な声が部屋の中に響いた。
 それに萎縮したかのように、魅音が小さくなって呟くように答える。

「う・・・。そ、そうだけど・・・」

 不安げな子犬のような眼で、魅音は詩音を見た。
 ここは興宮のとあるマンション。
 園崎魅音の双子の妹、園崎詩音が暮らしているマンションである。
 興宮へ買い物に来て、そのまま詩音の所に立ち寄った魅音。
 話は自然と、互いの恋人の事になったのだが・・・。

「まったく、お姉ってばこういう事に関しては本当に奥手ですねぇ」
「だ、だって、まだ付き合って一ヶ月だよ? 圭ちゃんだってせまったりして来ないし・・・」
「はぁ、そんな悠長なこと言ってたら、誰かに圭ちゃん取られちゃいますよ?」
「ま、まさか、そんな・・・あ、あはは・・・」

 引きつった笑いを浮かべる魅音。不安が増したようで少々顔色が悪い。

「私と悟史君なんて、そりゃあもー、毎日燃え上がっちゃってますよ~☆」
「ままま毎日ぃぃぃっ!?」

テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト